(もうだいぶ古くなってきたが)Mac miniにBootCampでWindowsを入れてメインとして使っていた所、ある日英数キー、かなキーが使えなくなった。
Mac miniはマウス、キーボードが同梱していなかったのでBUFFALOのMac用キーボードBSKBM01を使用。
apple製キーボードならばBootCampでドライバをインストールできるようだがこちらはMac用のドライバしかなくWindowsは標準キーボード扱いで英数・かなキーは特に割り当てがないようである。
そもそも元々使えていた理由が思い出せない(何かソフト導入していたのか?)ので使えなくなった理由も不明。
使えなくなったキッカケはParallels Desktopを試用してBootCamp環境をMac側から開こうとした。
(というよりなんなんだParallels Desktopは。テキストファイルのアプリケーション紐づけが解除されたりライセンス認証切れたり)
MacキーボードをWindowsで使用してもMacに近い操作感に変えるソフトやキー割り当てを変更するソフトでもうまくいかなかった。
そんな中で以下のソフトで英数キー・かなキーの動作に対応できた
AutoHotKeyスクリプトでキー割り当てを変更するソフト。よくあるキー割り当てソフトで反応しないキーの場合も設定でき、複雑な設定も(ショートカット等)設定できるようだ。
以下のサイトを参考にキーを割り当てる。
MacのキーボードをWindows 10(20H2)で使う(AutoHotKey編) | MacFeeling Blog https://blog.macfeeling.com/archives/33051まずMacのキーボードをWindows 10(20H2)で使う(AutoHotKey編)を参考にインストールを行い、ファイルを作成する。
参考サイトのスクリプトではappleのキーなので英数キー・かなキーの記述にあるキーボードのScanCode(sc + 3ケタのキーごとのコード)が異なるようで反応しない。
*CtrlキーやファンクションキーはScanCodeでなくても設定可能。
BSKBM01では別のScanCodeであると思われるため、キーリスト - AutoHotkey Wikiの「上記以外のキー」を参考にAutoHotKeyのメニュー→View→Keyhistoryで 直前に入力したキーの情報が見れるので英数キー・かなキーを押して確認するとScanCodeを確認できる。
調査の結果、英数キー:sc1F1 かなキー:sc1F2 となる。スクリプト内容を置き換える。
しかしこれでスクリプト実行してもうまくいかない。さらに参考のキーリストを確認すると置き換え先の無変換キー・変換キーのコードを確認する。
実際には表示と逆のなったがsc〜部分のみ入力すると反応するようになった。
以下のように設定するとキーを割り当てられる。
sc1F1::sc07B
sc1F2::sc079
あとは参考サイトの続きで無変換キー・変換キーを英数キー・かなキーの挙動に合うようにIME-オフ・IME-オンに割り当てる。
筆者はファンクションキーと右CommandのCtrl化、Ctrlキーはそのまま、左CommandはWiinキーとして使っているため変化なしとしました。
これでBSKBM01の英数キー・かなキーをWindowsでも使えるようになりました。
最新のMacではBootCampが使えないようですが使えなくなってしまった時や、windowsでMacキーボードの配置を使いたい人は試して下さい。