Macのサードパーティキーボード BSKBM01 がWindowsで使えなくなっていた

2023/01/21

(もうだいぶ古くなってきたが)Mac miniにBootCampでWindowsを入れてメインとして使っていた所、ある日英数キー、かなキーが使えなくなった。

Mac miniはマウス、キーボードが同梱していなかったのでBUFFALOのMac用キーボードBSKBM01を使用。



apple製キーボードならばBootCampでドライバをインストールできるようだがこちらはMac用のドライバしかなくWindowsは標準キーボード扱いで英数・かなキーは特に割り当てがないようである。

そもそも元々使えていた理由が思い出せない(何かソフト導入していたのか?)ので使えなくなった理由も不明。

使えなくなったキッカケはParallels Desktopを試用してBootCamp環境をMac側から開こうとした。
(というよりなんなんだParallels Desktopは。テキストファイルのアプリケーション紐づけが解除されたりライセンス認証切れたり)



MacキーボードをWindowsで使用してもMacに近い操作感に変えるソフトやキー割り当てを変更するソフトでもうまくいかなかった。

そんな中で以下のソフトで英数キー・かなキーの動作に対応できた

AutoHotKey

スクリプトでキー割り当てを変更するソフト。よくあるキー割り当てソフトで反応しないキーの場合も設定でき、複雑な設定も(ショートカット等)設定できるようだ。


以下のサイトを参考にキーを割り当てる。

MacのキーボードをWindows 10(20H2)で使う(AutoHotKey編) | MacFeeling Blog https://blog.macfeeling.com/archives/33051
キーリスト - AutoHotkey Wiki http://ahkwiki.net/KeyList

まずMacのキーボードをWindows 10(20H2)で使う(AutoHotKey編)を参考にインストールを行い、ファイルを作成する。

参考サイトのスクリプトではappleのキーなので英数キー・かなキーの記述にあるキーボードのScanCode(sc + 3ケタのキーごとのコード)が異なるようで反応しない。

*CtrlキーやファンクションキーはScanCodeでなくても設定可能。

BSKBM01では別のScanCodeであると思われるため、キーリスト - AutoHotkey Wikiの「上記以外のキー」を参考にAutoHotKeyのメニュー→View→Keyhistoryで 直前に入力したキーの情報が見れるので英数キー・かなキーを押して確認するとScanCodeを確認できる。

調査の結果、英数キー:sc1F1 かなキー:sc1F2 となる。スクリプト内容を置き換える。

しかしこれでスクリプト実行してもうまくいかない。さらに参考のキーリストを確認すると置き換え先の無変換キー・変換キーのコードを確認する。

実際には表示と逆のなったがsc〜部分のみ入力すると反応するようになった。

以下のように設定するとキーを割り当てられる。

 sc1F1::sc07B
 sc1F2::sc079

あとは参考サイトの続きで無変換キー・変換キーを英数キー・かなキーの挙動に合うようにIME-オフ・IME-オンに割り当てる。

筆者はファンクションキーと右CommandのCtrl化、Ctrlキーはそのまま、左CommandはWiinキーとして使っているため変化なしとしました。

これでBSKBM01の英数キー・かなキーをWindowsでも使えるようになりました。

最新のMacではBootCampが使えないようですが使えなくなってしまった時や、windowsでMacキーボードの配置を使いたい人は試して下さい。



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